第95章 (第2/3页)
く震えはじめると僕はそのほっそりとした脚を広げてゆっくりと中に入った。
「ねえ、大丈夫よね、妊娠しないようにしてくれるわよね?」とレイコさんは小さな声で僕に訊いた。「この年で妊娠すると恥かしいから」
「大丈夫ですよ。安心して」と僕は言った。
ペニスを奥まで入れると、彼女は体を震わせてため息をついた。僕は彼女の背中をやさしくさするように撫でながらペニスを何度か動かして、そして何の予兆もなく突然射精した。それは押しとどめようのない激しい射精だった。僕は彼女にしがみついたまま、そのあたたかみの中に何度も精液を注いだ。
「すみません。我慢できなかったんです」と僕は言った。
「馬鹿ねえ、そんなこと考えなくてもいいの」とレイコさんは僕のお尻を叩きながら言った。「いつもそんなこと考えながら女の子とやってるの?」
「まあ、そうですね」
「私とやるときはそんなこと考えなくていいのよ。忘れなさい。好きなときに好きなだけ出しなさいね。どう、気持良かった?」
「すごく。だから我慢できなかったんです」
「我慢なんかすることないのよ。それでいいのよ、。私もすごく良かったわよ」
「ねえ、レイコさん」と僕は言った。
「なあに?」
「あなたは誰かとまた恋をするべきですよ。こんなに素晴らしいのにもったいないという気がしますね」
「そうねえ、考えておくわ、それ」とレイコさんは言った。「でも人は旭川で恋なんてするものなのかしら?」
僕は少し後でもう一度固くなったペニスを彼女の中に入れた。レイコさんは僕の下で息を呑みこんで体をよじらせた。僕は彼女を抱いて静かにペニスを動かしながら、二人でいろんな話をした。彼女の中に入ったまま話をするのはとても素敵だった。僕が冗談を言って彼女がすくすく笑うと、その震動がペニスにつたわってきた。僕らは長いあいだずっとそのまま抱きあっていた。
「こうしてるのってすごく気持良い」とレイコさんは言った。
「動かすのも悪くないですよ」と僕は言った。
「ちょっとやってみて、それ」
僕は彼女の腰を抱き上げてずっと奥まで入ってから体をまわすようにしてその感触を味わい、味わい尽くしたところで射精した。
結局その夜我々は四回交った。四回の性交のあとで、レイコさんは僕の腕の中で目を閉じて深いため息をつき
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